流行語の足跡-歴代から見える時代の流れと背景のご紹介
流行語は、その時代とともに一時的にハヤっては死語と化す事が多いですが時代が見える言葉たちを語順別にご案内しています。
概要
「一億総白痴化」とは、社会評論家の大宅壮一が考え出した言葉でテレビ観賞は人の「想像力・思考力」を低下させるといった作用があると表現したものから出来た流行語である。また、テレビメディアはとても低俗なものとの考えからこのような「一億総白痴化」といった言葉が生まれたと考えられている。背景には、「テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴番組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって、『一億総白痴化』運動が展開されていると言って好い。」といった「週刊東京」(1957年2月2日号)における評論から広まったものである。これは当時の流行語にもなったが、起源は日本テレビの「ほろにがショー 何でもやりまショー」であるとも言われている。現在では、当時よりもテレビはもの凄い普及率であり情報入手経路や機能的にも向上したのでこの「一億総白痴化」は腐朽している。しかし、「愚民化」として表現されることもある。